投資

投資の3大原則 その4

2020年7月11日

前回まで、3大原則の1と2、余剰資金でやるべし、分散するべし、という話をしました。

今回は3つ目の「中長期」です。

今巷で流行っている投資のほとんどが短期的投資です。

その中でも常に人気があるのがFXですよね?

確かに少ない資金で始められますし、うまくいけば1日で数十万以上稼ぐことも可能です。

でも、これは本当に危険なのでやらないでください。

FXのメリットでもある「レバレッジ」が逆にデメリットにもなるのです。

レバレッジとは、日本語ではテコのことを言います。

テコの原理のように少ない力で大きい結果を生み出すということなんですが、要するに、少ない資金でも大きく稼げるのはこのレバレッジがあるからなんです。

例えば、10万円の資金しかなくても、レバレッジの設定を10倍にした場合、100万円分の取引ができるようになります。

でも、逆にいうと、10万円の損失が出た場合、100万円の損失という扱いになってしまいます。

そうなると、証拠金だけでは損失を埋めることができずに、「追証」といって、証券会社から追加で資金を要求されます。

余剰資金がまだまだたくさんあるならいいですが、余裕がない場合は借金してまで支払うことになります。

こうやって借金地獄にハマってしまうのです。

FXは上手にやれば稼げるのも確かですが、結局のところ、それなりに勉強しなければなりませんし、チャートや世の中の経済の動きなどを読み解く力が必要です。

簡単に稼げるようなものではないということは覚悟しておいてください。

話が少し逸れてしまいましたね。

要するに、短期で稼ぐにはそれなりにリスクが高く、知識や経験が必要になります。

初心者はまず安全に資産を守りながら増やしてくことが第一です。

ですので、短期的に一気に稼ごうとせず、中長期目線で投資することをオススメします。

長期的な投資はリスクが少ない分、リターンも少ないですが、それを補うだけの武器があります。

それは「複利」です。

次回は複利の話をしますので、楽しみにしててください😊

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