前回は、投資は必ず余剰資金でやるべし、って話でした。
今回は3大原則の2番目、「分散」についてお伝えします。
言葉からわかるとおり、分散して投資しましょうということです。
例えば、この企業はこれから伸びるぞ!という投資しても良さそうな株があったとします。
前回、余剰資金が20万円あるという例え話をしましたが、その20万円を全額その企業の株に突っ込むのはやめましょう、ということです。
どんなに業績が伸びそうで、期待できる企業の株だと思っても、世の中何があるかわかりません。
そう、絶対に100%大丈夫なんてことはないのです。
ですので、もし買った株が大暴落してしまったら、突っ込んだ20万円はすべて失ってしまうことになります。
そもそも余剰資金なのでなくなってもいいという気持ちで投資したとはいえ、もっとうまいやり方があるはずです。
それが「分散」です。
分散投資には
1、資産分散
株式と債権を組み合わせるなどして、値動きの異なる投資対象へ資金を分散させる投資方法。
2、時間分散
一回ですべて投資するのではなく、複数回に分けて投資する方法。
の2つの方法があります。
昔から投資の世界で言われる有名な格言として、
「卵を1つのかごに盛るな」
というものがあります。
卵を全部1つのかごに入れていた場合、万が一そのかごを落としてしまったらすべての卵が割れてしまいますよね?
でも、複数のかごに分けて卵を入れておけば、そのうちの1つを落としてしまっても残りのかごの卵は割れずにすみます。
要するに、投資対象を複数に分けることで、もしそのうちの1つが値下がりしても他でカバーすることができます。
そうやって総合的にリスクを低減させることができるというのが分散投資のメリットです。
他にも、投資対象を分散する方法だけでなく、投資する時期を分散するという方法にも効果があります。
その中でもドル・コスト平均法という分散投資方法が有名です。
ドル・コスト平均法については次回詳しく説明します😊